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angels―天使たちの長い夜 (講談社文庫)

評価:
篠田 真由美
講談社
¥ 830
(2009-08-12)
Amazonおすすめ度:

夏休み、人けのない校庭に男の死体が転がっていた。校内には十五人の生徒だけ。警察へは通報せずに、生徒たちによる犯人捜しが始まる。微妙に絡み合う人間関係と錯綜するアリバイから浮かび上がる意外な犯人は?蒼こと薬師寺香澄が活躍する「建築探偵シリーズ」の番外編。ミステリーの醍醐味、ここにあり。


 あいかわらず翳視点の蒼はかわいらしい。心配性な翳をパフェを「あーん」して食べさせて黙らせる蒼……。翳が好きなので、建築探偵本編にもでてこないかなあと期待。

綺羅の柩―建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社文庫)

かつて、マレーシアの密林からかき消えたシルク王、ジェフリー・トーマス。それから三十余年、軽井沢の別荘、泉洞荘で、絢爛豪華な絹の布に埋まってひとりの老人が不審死を遂げた。奇妙な縁に導かれて京介、蒼、深春たちはマレーシアはカメロン・ハイランドにある月光荘を目指す。そこで見出した真相とは。



 深春視点。やっぱり蒼は京介や深春といっしょにいるときはすごく子どもっぽく見えるなあ。「センティメンタル・ブルー」での蒼よりも、蒼っぽくて好きだ。

月蝕の窓 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社文庫)

評価:
篠田 真由美
講談社
¥ 1,000
(2007-09-14)
Amazonおすすめ度:
明治に建てられた洋館、月映荘。惨劇は再びここで起こった。京介とともに晩餐に招かれた医師が撲殺されたのだ。図らずも事件に巻き込まれていく京介の前に、複雑な生い立ちを抱える茉莉、雪音を聞くことができる不思議な少女、綾乃たちが、謎を深めて絡み合ってくる。さらに京介自身の過去が揺さぶられる。



「まずそうな喰い方するなよ」
「まずくはないよ、別に」
「じゃ、うまいか」
「ああ、深春の味がする」

 なんだこれえ(^q^)

 京介視点。深春大活躍の回。自分を避けようとする京介のもとに強引に会いに行ったり殺されそうになった京介を助けたりと、深春めちゃくちゃかっこよかった〜! 深春好きな私としてはこれだけで大満足です。
 本書のミステリ的内容としては結構途中でわかってしまったり。このふたり怪しいなあとか、もしかして赤いセロハン使ってんじゃないのかしらとか、多重人格って嘘くさいなあとか。
 ただ京介と深春のやりとりがよかったので星五つ! 上記の会話が一番インパクトあって忘れられない。

センティメンタル・ブルー 蒼の四つの冒険 (講談社文庫)

はじめてのガールフレンドは、深い闇のような秘密を抱えていた(「ブルーハート、ブルースカイ」)。私立向稜高校で鬱屈した生徒たちを結びつけたのは世間を騒がせた「あの事件」だった―(「ベルゼブブ」)。ほか、蒼が一二歳から二〇歳までに出合った四つの事件の物語。蒼のひたむきさが胸に迫る、傑作番外編。

BLUE HERAT,BLUE SKY/BEELZEBUB/DYING MESSAGE 《Y》/SENTIMENTAL BLUE/特別書き下ろし「カゲリへ……」



(以下ネタバレ含む)

○BLUE HERAT,BLUE SKY
 蒼のはじめてのガールフレンドの話。
 神代先生の家で京介と寝起きしていた12歳の蒼は、まだ他人とコミュニケーションがとれないでいた。朝、ひとりで散歩をしていると、犬を連れたおばあさんと出会う。奈々江さんは水色の洋館にブルーと住んでいた。蒼はそれ以来彼女の家を訪れ、奈々江さんと話したり、ブルーの散歩を手伝ったりした。
 ある日奈々江さんが、この家に子守として働きにきたことを語りだす。その悲劇の話を奈々江さんは自分が作った小説だというが、蒼にはそれが実際にあったことなのではないかと疑うが……。

○BEELZEBUB
 蒼――薬師寺香澄の高校生活。
 蒼の同級生、結城翳の一人称。こうやって蒼を他人が客観的に語るのってはじめて読んだかも。深春とか神代先生は家族みたいなものだからべつとして。いままでは蒼は子ども、っていうイメージが強かったんだけど(京介、深春などといっしょにいるとき)、それがちょっとかわったかな。にしても蒼はよっぽどかわいいんだろうな……カゲリは蒼のことかわいいかわいい言いすぎだ(笑)
 内容は、学生運動時代に起きた事件にまつわる話。

○DYING MESSAGE 《Y》
 高校二年生、クラスメイトのヒロがネットで知り合ったEmiと会うのに蒼もつきあうことに。Emiの学校の文化祭で発表する『鏡の中のアリス』を見ていてほしいのだという。その劇は、Emiの兄、蓉が脚本を書き、Emiが演じる。その後ふたりと別れた蒼とヒロは、ヒロが受けたEmiからの電話のようすがおかしかったため、ふたりのもとへ戻る。そこで見たのは、Emiの倒れた姿だった。
 Emiこと英は性同一障害で、体は男だが心は女だった。それを理解してくれていると思っていた双子の兄の蓉からそのことについてののしられたため、絶望したEmiは「Yが殺す」というメッセージを残して自殺したのだった。――Y染色体によって決定された男の体が女である自分を殺す――

○SENTIMENTAL BLUE
 カゲリとミネオとミュージカルに行った蒼は、その帰りにEmiを見かける。それはEmiの格好をした蓉だった。Emiになりきって夜の街を徘徊していた蓉の服に、赤い血のようなものがついていた。同時に起きる切り裂き魔の事件。犯人は蓉なのか、蒼たちは調べはじめることに――。

 カゲリが蒼のマンションに泊まった朝、朝食の用意をする蒼に新婚みたいだと言うのに思わずニヤリ。深春のことを女性だとかんちがいしたり、蒼のことを「カズミ」と下の名前で呼び捨てするヒロにヤキモチ焼いたり、普段「結城くん」と呼ばれている蒼に「カゲリ」と呼ばれてものすごーく照れちゃったり、なんかもう、カゲリ大好きだなあ!

○「カゲリへ……」
 蒼からカゲリへの語り。
 蒼にカゲリのような友人ができてほんとうれしいな。蒼が眠れない夜、京介と深春と三人で川の字になって寝るようすはほのぼのする。

仮面の島〈建築探偵桜井京介の事件簿〉 (講談社文庫)

評価:
篠田 真由美
講談社
¥ 800
(2006-12-15)
Amazonおすすめ度:
イタリア人実業家の亡夫から相続した、小島の館に隠棲する日本人女性=レニエール夫人。彼女から鑑定の依頼を受けヴェネツィアを訪れた神代教授と京介だったが、跡を追った深春、蒼と合流そうそう島の売却を巡るトラブルに巻き込まれる。そして不可解な殺人事件が!文庫版特典「蒼のヴェネツィア案内」も収録。



 深春は今回は最初とラストだけの登場。

桜闇―建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社文庫)

評価:
篠田 真由美
講談社
¥ 940
(2005-09)
Amazonおすすめ度:
艶やかに咲く枝垂れ桜の下で、老人が毒を盛られた。容疑者は彼の美しい妻、だが物証はない。事件を目撃した桜井京介は不可能犯罪の謎を解明したはずだったが?十六歳の日の忘れえぬ事件を語る表題作を始め、眩暈を誘う「二重螺旋」四部作など、魅力的な十の謎を収録。シリーズ初の短編集、待望の文庫化。

ウシュクダラのエンジェル/井戸の中の悪魔/塔の中の姫君/捻れた塔の冒険/迷宮に支社は棲む/永遠を巡る螺旋/オフィーリア、翔んだ/神代宗の決断と憂鬱/君の名は空の色/桜闇

美貌の帳―建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社文庫)

評価:
篠田 真由美
講談社
¥ 790
(2004-09)
Amazonおすすめ度:
伝説の名女優・神名備芙蓉が二十八年ぶりに復活。伊豆の会員制高級ホテルで三島由紀夫の『卒塔婆小町』を演じ、老婆から美女へ見事に変身してみせる。だがその後、演出家の失踪、ホテルオーナー天沼龍麿の館の放火、芙蓉への脅迫と怪事件が相次ぎ、さらなる惨劇が!?京介の推理が四十年に亘る愛憎を解く。



 建築探偵第六弾。
 前作の「原罪の庭」を読んでから、がらりと蒼の印象がかわってしまった。この作品では京介の母親のことがちらりと話題にのぼったり。深春がやっぱり好きだなー。

原罪の庭―建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社文庫)

評価:
篠田 真由美
講談社
¥ 770
(2003-10)
Amazonおすすめ度:
ガラスの柩を思わせる巨大な温室の中で惨殺された病院長一家。その血塗られた密室に置かれたチェストで、天使のようにまどろむ七歳の少年。ただ一人生き残った彼は、しかし言葉を失っていた。闇に閉ざされた魂を救うため、最大の謎「薬師寺家事件」に挑む桜井京介。建築探偵シリーズ第一部の掉尾を飾る傑作。



 建築探偵第五弾。
 蒼の過去がこの作品で明かされる。前作の「灰色の砦」のあとの話。京介と蒼の出会い、そして絆がよくわかる。

灰色の砦―建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社文庫)

評価:
篠田 真由美
講談社
¥ 790
(2002-09)
Amazonおすすめ度:
19歳の冬、我らが桜井京介と栗山深春は「輝額荘」という古い木造下宿で運命的(?)な出会いをとげた。家族的で青春の楽園のように思われた「輝額荘」。しかし住人の一人・カツが裏庭で変死したことから、若者たちの「砦」に暗い翳が忍び寄る。続いて起こる殺人事件。その背後には天才建築家・ライトの謎が。



 建築探偵第四弾。
 住んでいたアパートから立ち退きを迫られた深春が友人のつてを頼って訪れたのが輝額荘だった。そこで京介と出会う。
 京介が笑顔で深春に「僕には君が必要だ」なんて言っちゃう場面には思わずニヤリ。京介にもこんなカワイイ時代があったんだ……!
 大谷石で深春に取り残された京介はいったいどうやって帰ってこれたんだろう。そしてふたりは仲直りしたのだろうか。そこのところ書かれてなかったので非常に気になる。

翡翠の城 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社文庫)

長く一族支配が続いた名門ホテルで、内紛が持ち上がった。創業者の娘で95歳になる老女が今も住む別邸・碧水閣の取り壊しをめぐり意見が対立、骨肉の争いに発展したのだ。湖に沈んだ焼死体、血染めの遺書。沼のほとりに佇む異形の館に封印された、百年にわたる秘密とは。桜井京介が鮮やかな推理で解き明かす。



 建築探偵シリーズ三作目。
 登場人物の多さと家系図の複雑さに多少混乱。
 いままで名前だけ出てきていた神代教授が初登場。紳士的なひとだと勝手に想像していたのでそのギャップに驚いた。京介と深春には厳しいのに蒼には激甘なとこもおかしい。
評価:
篠田 真由美
講談社
¥ 820
(2001-07-13)
Amazonおすすめ度:




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