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草祭

評価:
恒川 光太郎
新潮社
¥ 1,575
(2008-11)
Amazonおすすめ度:
団地の奥から用水路をたどると、そこは見たこともない野原だった。「美奥」の町のどこかでは、異界への扉がひっそりと開く―。消えたクラスメイトを探す雄也、衝撃的な過去から逃げる加奈江…異界に触れた人びとの記憶に、奇蹟の物語が刻まれる。圧倒的なファンタジー性で魅了する鬼才、恒川光太郎の最高到達点。

けものはら/屋根猩猩/くさのゆめがたり/天化の宿/朝の朧町



 男子中学生が、失踪した友人を捜す「けものはら」、美奥にいる、神様のような存在を描いた「屋根猩猩」、美奥と、生まれ変わりの薬・クサナギの起源を書いた「くさのゆめがたり」、やり遂げると苦しみが解かれるという奇妙なゲーム、“クトキ”に魅入られた女子高校生の「天化の宿」、玉のなかで思い描いた街をつくることのできる男性の家に居候している、夫を亡くした女性の「朝の朧町」。

 連作短編集。曖昧な終わり方がすこし不満。

秋の牢獄

評価:
恒川 光太郎
角川書店
¥ 1,470
(2007-11)
Amazonおすすめ度:
十一月七日、水曜日。女子大生の藍は、秋のその一日を何度も繰り返している。毎日同じ講義、毎日同じ会話をする友人。朝になればすべてがリセットされ、再び十一月七日が始まる。彼女は何のために十一月七日を繰り返しているのか。この繰り返しの日々に終わりは訪れるのだろうか―。まるで童話のようなモチーフと、透明感あふれる文体。心地良さに導かれて読み進んでいくにつれて、思いもかけない物語の激流に巻き込まれる―。数千ページを費やした書物にも引けを取らない、物語る力の凄まじさ。圧倒的な多幸感と究極の絶望とを同時に描き出す、新鋭・恒川光太郎の珠玉の作品集。


「秋の牢獄」★★★★☆
「神家没落」★★★★★
「幻は夜に成長する」★★★☆☆

夜市

評価:
恒川 光太郎
角川書店
¥ 1,260
(2005-10-26)
Amazonおすすめ度:
大学生のいずみは、高校時代の同級生・裕司から「夜市にいかないか」と誘われた。裕司に連れられて出かけた岬の森では、妖怪たちがさまざまな品物を売る、この世ならぬ不思議な市場が開かれていた。夜市では望むものが何でも手に入る。小学生のころに夜市に迷い込んだ裕司は、自分の幼い弟と引き換えに「野球の才能」を買ったのだという。野球部のヒーローとして成長し、甲子園にも出場した裕司だが、弟を売ったことにずっと罪悪感を抱いていた。そして今夜、弟を買い戻すために夜市を訪れたというのだが―。第12回日本ホラー小説大賞受賞作。



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