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なかで、ごめんね

評価:
花村 萬月
講談社
¥ 1,470
(2009-08-28)

私、文香17歳。親友のスケバン(死語)・玲子は、女癖の悪い父(小説家)と熱愛中。夏休み、女ふたりの北海道ドライブで出会ったのは、童貞の性民俗学者・榮輔さん。野外で混浴、クサい車中泊、雷雨の中の処女喪失、彼の実家は公家ヤクザ(?)主人公は女子高生!?爽やか&ポジティブ。あの花村萬月が辿り着いちゃった新境地。

皆月 (講談社文庫)

評価:
花村 萬月
講談社
¥ 660
(2000-02)
Amazonおすすめ度:

諏訪徳雄は、コンピュータおたくの四十男。ある日突然、妻の沙夜子がコツコツ貯めた一千万円の貯金とともに蒸発してしまった。人生に躓き挫折した夫、妻も仕事も金も希望も、すべて失った中年男を救うのは、ヤクザ者の義弟とソープ嬢!?胸を打ち、魂を震わせる「再生」の物語。吉川英治文学新人賞受賞作品。



 あっというまに読めた。
 アキラという義弟がすごく暴力的で人を殺してもなんでもないっていうような感じなんだけど、幼いときに両親を亡くして血が繋がっているのは姉だけだという孤独な青年。そんな姉の夫である諏訪を「兄貴」と慕っている姿はなんだかかわいらしかった。

ブルース (角川文庫)

評価:
花村 萬月
角川書店
¥ 860
(1998-09)
Amazonおすすめ度:

南シナ海の烈風。眼下で砕ける三角波。激しい時化に呻く25万トンの巨大タンカーの中で、村上の友人、崔は死んだ。仕事中の事故とはいえ、崔を死に至らしめた原因は、日本刀を片手に彼らを監督する徳山の執拗ないたぶりにあった。徳山は同性愛者であった。そして村上を愛していた。村上と親しかった崔の死こそ徳山の嫉妬であり、彼独自の愛の形であった―。横浜・寿町を舞台に、錆び付いたギタリスト村上とエキセントリックな歌姫綾、そしてホモのヤクザ徳山が奏でる哀しい旋律。芥川賞作家が描く、濃密で過剰な物語。


 ブルースを知っていたらもっと楽しめたのかな。なんだか徳山がせつなく思えた。ドヤ街って言葉をはじめて知ったし、横浜にそんな街があるってことも知らなかった。
 綾が突然男言葉になるのが非常に違和感があった。あと、あちこち視点が飛んでるなと思ったら、作者あとがきで視点統一というものを知らなかったと書かれてあって納得。



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