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腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫)

評価:
本谷 有希子
講談社
¥ 470
(2007-05-15)
Amazonおすすめ度:
「あたしは絶対、人とは違う。特別な人間なのだ」―。女優になるために上京していた姉・澄伽が、両親の訃報を受けて故郷に戻ってきた。その日から澄伽による、妹・清深への復讐が始まる。高校時代、妹から受けた屈辱を晴らすために…。小説と演劇、二つの世界で活躍する著者が放つ、魂を震わす物語。



 かつて清深が澄伽をモデルにして漫画を描いたことから、澄伽は村にいられなくなり上京した。女優を目指しつつも認められず、それでも自分は特別な人間なのだと信じて疑わない。宍道(シンジ)は清深の漫画によって傷ついた澄伽を慰めるため、異母兄弟とはいえ体の関係を持ってしまい、妻の待子にはふれたことがなかった。

 なんかどうしようもない兄妹だ。澄伽との関係を終わらすことができず、待子に暴力をふるうことしかできない宍道、宍道に粘着して自分は女優としての力を持っていると信じて疑わない澄伽、澄伽が文通していた映画監督を演じてふたたび姉の漫画を描く清深。
 救いようのない話だった。



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