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死日記 (小学館文庫)

評価:
桂 望実
小学館
¥ 580
(2006-06)
Amazonおすすめ度:
田口潤は、14歳の中学生。3年への進級を機に、日記をつけ始めた。毎日彼が記すのは、実の父親の死後、母親の新しい恋人になった加瀬という男と3人での同居生活。仕事をせず、次第に母親に暴力をふるうようになった加瀬と、恋人に盲目的に尽くす母親。理解できない彼らの関係に怒りを覚えつつも、ただ母親の幸せを願う潤だったが、やがて彼は不吉な事件に巻き込まれていく―。事件を追う刑事が、少年が綴った日記から明らかにしていく衝撃の真実とは?家庭に潜む暗闇を抉り出した、桂望実渾身のデビュー作。



 少年の日記をもとに話は進んでいく。途中、警察に取り調べられている彼の母親の様子も挟まれる。
 純粋に母親を愛する少年が、どこまでも母親を信じ、自分が殺されようとそれで母親が幸せになるのならかまわないというひたむきな想いが、すごく切なかった。
 親友や先生、新聞配達所のおじさん、お金がなくて買えないノートを分けてくれる用務員のおじさんなど、少年に親身になってくれる人間がいてくれただけでも救いだったと思いたい。



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