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あくむ (集英社文庫)

評価:
井上 夢人
集英社
¥ 510
(1996-08)
Amazonおすすめ度:
盗聴、その秘密の趣味にのめりこんだ時から、僕の生活は変わった。(「ホワイトノイズ」)ここは病院らしい。両眼を包帯で巻かれた私に誰かが近づいてくる。(「ブラックライト」)高校生のころ私は、人々と自分が違う「種」であることを知った。(「ブルーブラッド」)夢なのか、現実なのか、すべてがあいまいなまま“恐怖”という感覚に集約されてゆく。覚めやらぬ“あくむ”そのままの5つのホラーストーリー。

ホワイトノイズ/ブラックライト/ブルーブラッド/ゴールデンケージ/インビジブルドリーム



ホワイトノイズ:盗聴にのめりこんでいた男がひとりの女性に惹かれ、彼女が恐喝されているのを知ると自ら解決しようとしたものの、実はその恐喝していた男の声が自分であったという話。
ブラックライト:男が目が覚めると目隠しをされたうえに身体を拘束されていた。医者と名乗る人物は、自分は事故によって視力を失ってしまったというが、どうにも納得できず、部屋から脱出を試みる。身体は動くし目も見える。しかし逃走するなか、気づかされてしまった。これは現実逃避がみせる夢であり、実際にはほんとうに失明していたのだった。
ブルーブラッド:自分を吸血鬼だと思いこんで、同僚の女性の喉をアイスピックで刺し血を飲み干す話。
ゴールデンケージ:出来のいい兄と、不良の弟の話。両親から期待されている兄の抱える重圧により、身体に虫が入りこむという幻覚を見てしまう。カッターナイフで自分の身体を傷つけている兄を発見した弟が助けにいくところへ両親が来て、弟が傷つけたのだと誤解されてしまう。
インビジブルドリーム:女の子の夢が、自分の身に実際に起こってしまう話。最後にナマコになったというのはいったいなんだったのだろう……? カフカの『変身』を思い出してしまった。

 結構結末が予想できるものが多かったかも。

メドゥサ、鏡をごらん (講談社文庫)

評価:
井上 夢人
講談社
¥ 800
(2002-08)
Amazonおすすめ度:
作家・藤井陽造は、コンクリートを満たした木枠の中に全身を塗り固めて絶命していた。傍らには自筆で「メドゥサを見た」と記したメモが遺されており、娘とその婚約者は、異様な死の謎を解くため、藤井が死ぬ直前に書いていた原稿を探し始める。だが、何かがおかしい。次第に高まる恐怖。そして連鎖する怪死。



 けっきょくなんだったんだ? というのが読了後の感想。ちゃんと説明がつかないから、なんかすっきりしない。これはホラーなのかな? 途中まではおもしろかっただけに、ちょっと残念。



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