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そして粛清の扉を (新潮文庫)

卒業式を翌日に控えた高校で、突如として発生した学校ジャック事件。武器を手に、生徒を人質にとったのは、普段は目立たない中年女性教諭だった。彼女の周到に練られた計画と驚くべき戦闘力は、対峙した警視庁捜査第1課の精鋭「特警班」さえをも翻弄する。焦燥し、混乱する警察、保護者を前に、一人また一人と犠牲者が…。第一回ホラーサスペンス大賞を受賞した衝撃の問題作。



 娘を暴走族に殺された女教師が、悪蔓延る三年D組の生徒を「緊急措置」と称し次々に殺していく復讐劇。
 想像していた以上に簡単に生徒が殺されていくのには驚いた。D組の生徒の悪行ぶりもとんでもない。罪を暴かれ“処刑”されていく生徒らに同情の余地はない。せめてリーダー格の進太郎・竜彦・直子あたりのバックグラウンドは描いてほしかった。亜希子と共犯者との繋がりも不鮮明で、ラストで明かされた事実には驚きはしたものの、イマイチ納得がいかなかったので読後スッキリというわけでもなかった。
 進太郎と竜彦の反撃シーンはスピーディーで目が離せなかった。わたしのなかではこの場面が本書の一番の見所。
評価:
黒武 洋
新潮社
(2005-01)
Amazonおすすめ度:




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